ジェノグラム合宿の内容

2泊3日、高山村の診療所で行います。
自宅や近隣の温泉宿からの通いの方もいますが、多くの方は、古民家に宿泊されます。
内容としては、まず、家系図(ジェノグラム)の書き方を指導します。
そして、参加者が自分自身の家系図を描きます。
自分の家族体験に向き合うことで、支援者として、さらには人としての成長を体験します。

より詳しい内容は、下記のブログと動画をご覧ください。

2024年の合宿の様子です。
ジェノグラム合宿(第1回)の振り返り

ジェノグラム合宿(第2回)の振り返り

「ジェノグラム合宿」が好きなワケ

Youは何しに高山村に?_合宿スタート

心のパンツを脱ぐ。合宿の目的

2023年第2回合宿の振り返り

2023年第3回合宿の振り返り

グループ・スーパーヴィジョンの振り返り

 新年度2025年のグループ・スーパーヴィジョンは、昨年度と同様に固定メンバーで行います。昨年度は土曜日の午前10-12時に行っていましたが、今年度は土曜の午前10-12時と、日曜の夜19-21時に行います。日程と参加料はウェブサイトをご覧ください。

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昨年度(2024年度)の参加者の「ふりかえり」をご紹介します。

まず、スーパーヴァイザーである私(田村)から。
グループSVはもう十年来やっていますが、今回は固定メンバーにしてみました。
すると各回の事例提供者を決められるので、事前に事例をまとめてきます。
いつもみなさん「まとまらない内容ですみません」とか言うのですが、私からすれば十分にまとまっています。
でも、みなさんの消化不良感もよくわかります。そもそも「まとまらない」からこそ、その事例をSVに持ってきて、まな板に載せるわけですからね。
研究論文で言えば、前半の「方法・結果」まではまとめられるんだけど、最後の「考察」の部分に不十分感があるのだと思います。
考察とは、出てきた結果に対してどのような意味づけを与え、一般化して、さらに今後の発展につなげるか。
「研究結果」までは資料を整理すればひとりでもできるのですが、考察部分は他者の視点が入った方が、自身の体験を客観視できるのでやりやすいでしょう。
今回は、みなさんがよく「結果」をまとめてきたおかげで、「考察」部分に時間を割くことができたように思います。

次に、参加者たちからです。

みなさんの振り返りを読んで、田村からのRe-Reflectionです。
 前回の参加者は12名でした。多分、そのうちの何人かは継続して参加されると思います。新しい方が入ってくれると嬉しいです。グループに新たに加わるのは、なんとなく勇気がいるかもしれませんが、メンバーが入れ替わった方がグループが活性化するんです。新たな人が加わり、新たな関係性が生まれると、それに伴って新たな視点も生まれます。
 参加したみなさんが「楽しめる」グループにしたいと思います。

人生の振り返り

今回が今年度のグループSV最終回となるので、みんなで「ふりかえり」をやりましょう。
何のふりかえりでも結構です。
1)グループSVに参加したふりかえりでも、
2)お仕事のふりかえりでも、
3)自分の人生のふりかえりでも、
ふりかえりたいことを振り返ってください。
時間の節約のために私の分はここに書いておきます。

1)グループSVに参加したふりかえり
(後で書きます)

2)お仕事のふりかえり
週の前半3日間は渋川市内の医療機関で、ふつうの保険診療を、
後半の4日間は高山村で自由診療をやってます。
保険診療と自由診療で何が違うかというと、私の場合は費やす時間です。
保険診療は5分から長くても20分程度の限られた時間しか取れません。
お話を十分に伺い、深めるだけの時間が取れないのでストレスになるかなとも思っていたのですが、それなりの意味はあるのかなと思います。
要するに、「安否確認」なんだなと、この番組を見て思いました。

https://datazoo.jp/n/現役世代+孤独感↑+“安否確認”利用広がる/23438670

長く通ってきている人たちが語る人生のストーリーは、毎回、同じ話の繰り返しです。
その人が抱えてきた人生の困難を解決するためのリソースを持ち得ず、問題は解決されません。
でも、その状況を誰かに確認してもらうことで孤独が和らぎ、日々を生きる元気を得ているのでは。毎回、同じ薬を求めるのはそのための免罪符なのでしょう。
一方、高山村での自由診療では90分という十分な時間を確保できるので、話を十分深め、深い繋がりを築くことができます。
家族同士が繋がりを再構築することで、問題が解決します。
また、私にとっても第三者として人と深く関わり、その人たちの快復に関与できるということは、私の生きがいにもつながります。

3)自分の人生のふりかえり
人生を振り返るという発想自体が「老人」ですね。
若い頃は目の前にある課題(勉強して学校を卒業し、与えられた仕事をこなし、社会の中での立ち位置を確保し、家庭を作り、子供を育て、親を見送り、、、)をこなすことに精一杯で、来し方を振り返るなんてことはしませんでした。
私は還暦を過ぎ、これらの課題を一通り済ませてしまったので、来し方を振り返り、自分の人生に何かの意味づけを与えたいのでしょう。
今、古民家療法の本をまとめているのもその作業に過ぎないのかもしれません(もうすぐウェブ上に公開します)。
でも、若い頃、まだ目の前の課題をこなすことに精一杯の時代でも、ちょっと立ち止まり、人生を振り返ることは意味があるように思います。
今までのプラスとマイナスを振り返り、これからどこを目指していくのかナビゲーションを確認するためにも。
よく私は診療やスーパーヴィジョンで次のような質問をします。
「それは大変でしたね。よくここまで来れましたね。頑張ってきましたね、、、。ところで、あなたはあと何年くらい生きる予定ですか?」
「その○○年間を、どのように過ごしたいですか、どのように生きたいですか?」
「それを達成するために、今あなたは何をしたいですか?」
これは未来の質問(future question)です。
クライエントたちは抱えている問題や困難さなど、マイナスの話を展開します。
喜びや幸せを語りに精神科医を尋ねる人もいませんから、もっともな話なのですが。
今までの人生の中に、マイナスだけでなく隠されたプラスを再発見できれば、これからの人生にどうやってプラスを与えるかということも見えてくるように思います。